⑧15周年バンド紹介〜Zack Auslanderさん〜
こうしてご紹介する順番を練りに練った結果、やはり意外性のあるこの方を最後にご紹介することにしました。だって、オファー受けてくれたって聞いてびっくりしたもん!私が!笑
ギターにお迎えするのはこの方!ザック・アウスランダーさん!
<プロフィール>
Zack Auslander is a Tokyo-based guitarist from the U.S. whose playing moves effortlessly between Jazz, R&B, Fusion, and Japanese City Pop. A graduate of Berklee College of Music, Zack has already made his mark on stages around the world — from the Newport Jazz Festival and Toronto Jazz Festival to multiple tours across Japan.
He’s performed at Blue Note Tokyo with artists like Sarah McKenzie, headlined his own set at the Ebisu Blooming Garden Jazz Festival (presented by Blue Note Japan), and joined the internationally acclaimed group ATARASHII GAKKO! for the opening ceremony of the Osaka World Expo 2025. In 2025, Zack also toured arenas across Japan with Ballistik Boyz from EXILE TRIBE, bringing his sound to tens of thousands of fans.
Whether fronting his own projects or collaborating with top artists, Zack brings a vibrant mix of groove, lyricism, and energy that connects with audiences of all kinds. His shows are as much about feel and atmosphere as they are about world-class musicianship.
ザック・アウスランダーは、アメリカ出身・東京を拠点に活動するギタリスト。ジャズ、R&B、フュージョン、そして日本のシティポップまで自在に行き来するプレイスタイルで注目を集めている。バークリー音楽大学を卒業後、ニューポート・ジャズ・フェスティバルやトロント・ジャズ・フェスティバルといった世界的な舞台、さらには日本各地のツアーでその実力を発揮してきた。
ブルーノート東京ではサラ・マッケンジーらと共演し、ブルーノートジャパン主催の恵比寿ブルーミングガーデン・ジャズフェスティバルでは自身のセットを率いて出演。また、世界的に評価される新しい学校のリーダーズのメンバーとして大阪・関西万博2025の開会式にも参加した。さらに2025年にはEXILE TRIBEのBALLISTIK BOYZのアリーナツアーにも参加し、数万人規模の観客を魅了している。
リーダープロジェクトからトップアーティストとの共演まで、ザックの音楽はグルーヴ、リリシズム、そしてエネルギーに満ち、あらゆるオーディエンスの心を掴む。彼のライブは、世界水準の演奏技術はもちろん、雰囲気やフィールまでも体感できる特別な時間となっている。
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まず少し私のデビューの経緯をここで。
働いていた六本木のお店で、プロデューサーのはせはじむから声をかけられたのが全ての始まりだったのですが、最初、ハッキリとお断りしました。だって、私は、アメリカ文化とアメリカ人シンガーの歌唱力に憧れて、一旦東京にきただけだったから。アメリカ行きの切符を毎日探している日々の中で、「歌謡曲や演歌のカヴァー」というものに、全く興味がありませんでした。むしろ、独特のねちっこさや情念モリモリな感じが、本当に好きじゃなかった。ですが、同じ職場なので顔を合わせるたび半年ほどかけて色んな曲を聴かされ、酔って彼の口から出た「お前歌詞の意味なんてろくにわかってねぇだろ!英語も喋れないやつがアメリカ人のソウルを歌うなんて土台無理なんだよ!」と言われたことで、妙に腑に落ちた部分がありました。確かに、私には移民の親戚もいなければ、奴隷として働いてきた先祖もいない。生まれ育った国の歌を知らずに渡米したとしても、”なんちゃって”にしかなれないのかもしれない。
そんな時に聞いた内山田洋とクール・ファイブの”そして神戸”があまりに泥臭くて。電車の中で思わず笑っちゃいながら「日本にもソウル(魂)はあるよなそりゃぁ。じゃあ、私みたいに歌謡曲食わず嫌いの人にも伝わるものを歌うことは、意味があるんじゃないか」と思うようになり、CD吹き込みの話を受けたのが全ての始まりでした。
そこから歌謡曲を掘り下げて聞いてみると、みんな異国に憧れ、その土地のメロディーやリズムをどんどん取り入れている。にも関わらず、今と違って情報を手にいれるのがとても難しい時代だったからこそ、ちょっとリズムの解釈が違ったりして、違和感があるものになってたりする。それを”今の”ミュージシャンと”今の”解釈で作り直してみたい。なんなら、「これが日本のスタンダード曲!」と世界の人に聞いてもらいたいと思うようになりました。アレンジにおいて口を出すようになったのは随分あとの事ですが、そんな経緯から、15年前の当時、斬新なアレンジとして注目して頂けるようになりました。
15周年と冠した今回のライブで、そんな”憧れのアメリカ”をルーツに持つザックさんが参加してくれることは、私にとってはとても意味のあること。「おじいちゃんが聞いていた昔の曲」という、気恥ずかしさみたいな物はもちろん無いだろうし、フレッシュな気持ちで曲を捉えて頂くことで、きっと近すぎて私にもまだ見えていない”日本のソウル”を見せてくれるんじゃないかと期待してます。
と、ここまで読んで頂くと「アメリカ人だから」というだけで起用したような、安っぽい印象を与えてしまいそうなので誤解がないようにお伝えしておきたいのですが、プロフィールをご覧頂いて分かる通り、バンマスMako-Tさんがその実力と、また気さくなお人柄を見込んでのオファーであることは間違いありません。日本人でもフランス人でもインド人でもベトナム人でもジャマイカ人でも、私の音楽を一緒に楽しみながらショーを作ってくれるメンバーならどんな方でも嬉しい。
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