22週を迎えました!

「22週の壁」
という言葉を最近覚えました。
医学的に正式な言葉では無いそうですが
医療現場ではこの22週を境に
流産か早産かが分けられている事から
使われているそうです。

21週までに
赤ちゃんが出てきてしまったら
「流産」ということで処置をされます。
でも、22週以降であれば
「早産」という扱いになり
なんとか命を繋ぐ処置をしてもらえる、
そういった線引きがされています。その壁。

とは言えこの時期の赤ちゃんは
見た目や大まかな身体機能は
備わってきていますが
細かな発達がまだ残されている上
平均300gほどと身体もまだまだ小さく
お母さんのお腹の外に出されてしまうと
脳機能始め
身体のどこかに障害を持つリスクが高いので、
やはり40週頃まで待って欲しいのが本音です。

もし早すぎる出産だとしても
せっかく授かった命、
少しでも希望があるのであれば
そこに賭けたい、
我が子を助けて欲しいという気持ちは
誰しもが持つものではないでしょうか。

たった1日のズレで
延命処置を施してもらえないかも、
というのは思ったより大きな不安でした。
何なら9週の壁やら12週の壁やら壁だらけだし
ずっとビビリ散らかしてきたけれども。
「少なくとも今後は万が一何かあったとしても
助けてもらえるかも知れない。」というのは
ちょっとだけ心の支えになります。

子供を授かるって、
Happyしかないと思ってたけど
ちょいちょい突きつけられる現実は
なかなか簡単に受け入れたり
流せるものばかりではないですね。

お腹の中でピコッと化学反応が起きてから
この世に産み落とされる事無く
ひっそりと、時には気付かれすらもせず
短い短い命を失っている子が
想像していたより何百倍、何万倍もいるんだと
妊娠をして、色んな事を学んで初めて知りました。

私たちも
こういった数多のリスクを乗り越えて
無事産まれて来たって、
本当、「生きてるだけで丸儲け」だなぁ。

「産まれてくれてありがとう。
生きててくれてありがとう。」
みーんなに言ってまわりたいような気持ち。

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